日本航空(JAL)は2023年8月4日、最新フラッグシップとなる「エアバスA350-1000型機」の、エンジン取り付けに関わる製造過程を公開しました。同機は11月下旬から、羽田/ニューヨーク(JFK)線で就航を予定しています。
A350-1000には、ロールス・ロイス製の「トレントXWB (Trent XWB-97)」エンジンを2基搭載。JAL公式YouTubeチャンネルでは、エアバス社のフランス・トゥールーズにある工場内で、エンジン本体が機体(主翼)に取り付けられる様子と、エンジンカバーが装着される様子を2本の動画で公開しています。
現在のフラッグシップ「ボーイング777-300ER型機」に代わるA350-1000は、777-300ERと同数の13機を導入予定。秋以降のA350-1000導入により、2004年から長距離国際線などで活躍している777-300ERを順次置き換える予定です。
A350-1000は、ファーストクラスやビジネスクラス、プレミアムエコノミーを含めた4クラス制で、JAL史上最高の環境性能と居住性能を誇るとしています。まだ明らかになっていない客室仕様や就航日など、更なる情報公開に期待が高まります。