ターキッシュ・エアラインズのボーイング787-9型機「機体記号:TC-LLT」が、2023年10月7日に青森空港へ飛来しました。トルコ・イスタンブールからTK3300便として10時間強の飛行で青森へ直行、1時間ほどの滞在で成田空港へ向けてTK3301便として出発。成田空港からは約12時間半の飛行で、東アフリカ・ジブチ国際空港へ向かいました。
ジブチには、海上自衛隊と陸上自衛隊の統合部隊が民間船舶への海賊対処行動として部隊を派遣し、海域の警戒監視を実施しています。ジブチ国際空港を拠点とし、P-3C哨戒機も2機派遣されています。6日には、海上自衛隊・八戸航空基地(青森県)でジブチへの出発式が行われ、第53次派遣海賊対処行動航空隊の要員がターキッシュ・エアラインズ機に搭乗したとみられます。
これまで同様のチャーター便では、日本航空(JAL)の青森/ジブチ間(使用機材:ボーイング777-200ER型機)や、エチオピア航空の仙台/ジブチ間(使用機材:ボーイング787-8型機)などがありました。青森空港へは、JALの787-8が国際チャーター便(台北線)などで飛来実績がありますが、今回の運航で、ターキッシュ・エアラインズおよび787-9の初飛来となりました。
10月6日、第53次派遣海賊対処行動航空隊の要員は、防衛大臣政務官や家族、隊員に見送られ、八戸からジブチ共和国へ向け出発しました。#自衛隊 #海上自衛隊 #海自八戸 #JMSDF #国際貢献 #ジブチ #派遣海賊対処 #海賊対処行動 #ソマリア沖 #アデン湾 pic.twitter.com/rRBRoR2ajA
— 海上自衛隊 第2航空群 (@jmsdf_2aw) October 10, 2023