エジプト航空はアラブ首長国連邦・ドバイで開催中の「ドバイ・エアショー」で、10機のエアバスA350-900型機を発注したことを発表しました。
同社がA350を発注するのは、今回が初めて。客室は340席仕様で、初号機は2025年に納入される計画です。発表会見に同席したエアバス役員は、エジプト航空がアメリカ西部や極東地域において新しい路線を開拓するのに最適な機材だとコメントしました。
エジプト航空が所有する長距離路線向け機材は、6機のボーイング777-300ER型機、7機のボーイング787-9型機、11機のエアバスA330-200/-300型機。平均機齢が約18年を超えるA330-200や、約13年のA330-300と777-300ERの置き換えを見据えたものとみられます。
同社は現在、787-9を使用して成田/カイロ線を運航しています。