マレーシア航空は2023年11月16日、ボーイング787-8-MAX型機の初号機「機体記号:9M-MVA」を受領しました。初号機はアメリカ・シアトルのボーイングフィールドから、ホノルルとグアムを経由してクアラルンプールに到着。クアラルンプール到着時には、ウォーター・キャノン(放水)による歓迎を受けました。
同社は737-8-MAXを25機発注しており、2026年までに全機が納入される計画。客室はビジネスクラス12席、エコノミークラス162席の計174席仕様です。初便は、11月20日(月)のクアラルンプール発コタキナバル行きを予定しています。今後、国内線や近距離国際線に投入される計画で、ボーイング737-800型機が運用されている日本路線への投入も期待されます。
同機は、多様な文化で構成するマレーシアの精神、その価値を世界に表現する「ネガラク(マレーシアの国歌“我が国”」の特別塗装機と似たデザインが施されています。垂直尾翼には、これまでになかった装飾がなされており新しい塗装パターンとみられます。