MRO Japanは、2024年11月7日にドイツのエルベ・フルクツォイヴェルケ(EFW)とエアバスA320・A321型機の旅客機から貨物機への改修に関する基本契約を締結しました。同社は2025年10月以降の初号機改修を目標としています。
この基本契約は、現在A320・A321で実施されている「P2F」プログラムに関するもの。「P2F」プログラムとは、旅客機を貨物機に転換するもので、エアバスやエンブラエルなど世界各国の航空会社が「P2F」プログラムを展開中。現在日本国内でも、EFWが改修を担当したヤマト運輸のA321P2Fが3機、運用されています。今回の契約によって、日本国内でA320・A321の旅客機から貨物機への改修が可能となります。
MRO Japanは、沖縄の那覇空港を拠点に航空機の整備及び修理に関わる事業を実施する専門会社。現在、全日本空輸(ANA)やスカイマーク、香港航空、スターラックス航空をはじめとした国内外の航空会社の整備事業を行っています。