2024年11月15日現在、航空会社各社は2025年1月1日(水・祝)元旦に運航される「初日の出フライト」の販売を開始しています。今回は、すでに運航が発表されている、全日本空輸(ANA)・日本航空(JAL)・AIR DO・ソラシド エアの4社の「初日の出フライト」情報をまとめてご紹介します。
◾️全日本空輸(ANA)
ANAは、羽田・成田・長崎空港の発着の初日の出フライトを運航します。
羽田・成田空港発着便の使用機材はボーイング787-8型機。両空港を5時30分から45分にかけて出発し、上空で初日の出や富士山を見れる遊覧飛行を実施。7時50分から8時30分にかけて出発地の空港へ到着します。なお、成田空港発着便では初日の出と富士山を同時に眺めることはできません。
2年ぶりの運航となる長崎空港発着の初日の出フライトは、ANAウィングスが運航するボーイング737-800型機を使用。長崎空港を6時30分ごろ出発し、対馬上空で初日の出を見れる遊覧飛行をしたのち、五島列島上空を経由して8時20分ごろに長崎空港へ到着します。機内では、いずれのフライトでもおせち風お弁当やドリンクが振る舞われるほか、搭乗証明証や記念品のプレゼントもあります。
申し込みは、羽田・成田空港発着便は2024年11月24日(日)までANAマイレージクラブ会員限定の先行受付を実施中。応募者多数の場合は抽選が実施され、結果は11月27日(水)から29日(金)の間に発表。空席がある場合のみ12月12日(木)から先着順で一般発売を行います。長崎空港発着便は、11月25日(月)17時までウェブサイトの応募フォームで受付を実施。抽選結果は11月29日(金)に発表されます。
◾️日本航空(JAL)
JALは、羽田・成田・中部国際空港(セントレア)発着の初日の出フライトを運航します。
使用機材は、羽田発はエアバスA350-900型機、成田発はボーイング787-8型機、セントレア発はボーイング737-800型機。いずれのフライトも5時30分から45分にかけて各空港を出発。羽田発は富士山と初日の出を、成田・セントレア発は太平洋からの初日の出を望む遊覧飛行をしたのち、出発地の空港に7時45分から8時にかけて到着します。また機内では、おせち風弁当や紅白饅頭が提供されるほか、オリジナルグッズもプレゼントされます。さらに、運航航路や機材について説明するパイロットが機内に同乗します。
募集は抽選制で、応募はウェブサイトの専用フォームより受付。11月17日(日)まで一次募集を実施し、当選者は11月19日(火)から28日(木)までに発表されます。
◾️AIR DO
AIR DOは、初日の出フライトとして羽田発新千歳行きHD13便を運航します。
使用機材は144席を有するボーイング737-700型機です。離陸後に館山上空で初日の出を鑑賞し、新千歳には8時に到着。通常の定期便より長い2時間のフライトとなっています。また、搭乗特典として北海道の銘菓やオリジナル搭乗証明書、2025年卓上カレンダーがプレゼントされます。
応募は先着順で、10月25日(金)よりAIR DO公式ウェブサイトにて航空券が販売されています。
◾️ソラシド エア
ソラシドエアは、羽田空港発の「初日の出&初詣フライト2025」ツアーで初日の出フライトを運航。機内からの“初日の出”鑑賞と宮崎到着後の初詣・観光を組み合わせたツアーです。
今回で7回目となるフライトでは、同社のボーイング737-800型機を使用。元日早朝に羽田空港を出発し、富士山上空で初日の出を鑑賞。宮崎空港へ着陸します。機内では、おせちや、九州のワインなどの特別機内サービス、客室乗務員発案の機内イベントなどが実施されます。宮崎到着後の初詣・観光は、「青島」「日南」「高千穂(2コース)」 方面に全4種類のコースが用意され、定期便で帰京するスケジュールとなっています。
「初日の出&初詣フライト2025」ツアーは、11月11日(月)から販売中。宮交観光のホームページおよび電話で予約を受け付けています。
以上、航空会社各社の「2025年初日の出フライト」まとめでした。新たな年の幕開けは、初日の出フライトでご来光を上空から鑑賞したり、機内でおせち料理に舌鼓を打つのも楽しいのではないでしょうか。