陸上自衛隊は、2025年6月23日(月)から25日(水)までアメリカ空軍機からの降下訓練を実施すると発表しました。訓練部隊は陸自唯一の落下傘部隊である第1空挺団で、実施場所は習志野演習場です。
降下訓練は、島しょ部への攻撃など各種事態に対応する即応能力の維持・強化を目的に日米が共同で行うもの。通常の訓練では、空自の輸送機や陸自第1ヘリコプター団の大型回転翼機などで降下訓練を行いますが、日米共同訓練では横田基地に所在する第36空輸飛行隊のC-130Jハーキュリーズなどから降下訓練を実施。アメリカ空軍の固定翼機で降下回数を増やし、戦術技量の向上に取り組んでいます。
今回の日米共同訓練は、今年初めて行われるもの。第1空挺団は共同訓練の他にも、1月に習志野演習場で「降下訓練始め」を実施。5月の「横田基地日米友好祭」にも登場しています。