航空自衛隊航空総隊司令部は、6月中旬からアメリカ・アラスカ州で行われた多国間共同訓練「RED FLAG-Alaska 25-2」が無事終了したと発表しました。現地で訓練を行った自衛隊機の姿が、公式Xにて公開されています。
現在、第9航空団は日米共同訓練
— 航空自衛隊那覇基地 (@Naha_AirBase) June 26, 2025
「#レッドフラッグアラスカ25 」に参加しています。
本訓練を通して、参加国との防衛協力を推進し、
平和と安全の確保に尽力致します。
また、南西航空方面隊副司令官も激励のため来訪し、
隊員の士気も向上しました!#FOIP pic.twitter.com/70qmO9yTnH
同演習は、アメリカ空軍が主催する実戦的な空中訓練で、空対空戦闘や対地攻撃に加えて、戦術輸送や捜索救難など、複合的なシナリオに基づいて訓練を実施。日本からは、那覇基地のF-15J/DJ戦闘機6機、浜松基地のE-767早期警戒管制機1機、小牧基地のC-130輸送機2機が参加しました。
また、飛行訓練に加えて日米隊員の交流も行われました。航空自衛隊のE-767部隊とアメリカ空軍のE-3セントリー部隊は、相互訪問や意見交換を実施。さらに、アメリカ空軍のKC-135空中給油機部隊との交流の様子も確認できます。航空自衛隊那覇基地は今回の交流について、「米軍タンカーによる空中給油は、訓練だけでなく任務や防衛協力においても不可欠です」とコメントしています。
🇯🇵#レッドフラッグアラスカ25🇺🇸#航空総隊 早期警戒管制機訓練隊は、米空軍 #962AACS と #E3 、#E767 の相互研修及び意見交換を行い、相互運用性を向上させました。🇯🇵🤝🇺🇸#RFA25 #FOIP #空自 pic.twitter.com/OfQpvPpOpY
— 航空総隊司令部 ADC HQ,JASDF (@JASDF_adc_pao) June 27, 2025