アメリカ空軍は2012年9月13日、アラスカ州のエルメンドルフ・リチャードソン統合基地の第477戦闘群(477FG)が9月9日、完全運用能力を獲得したと発表しました。
477FGはアメリカ空軍予備役軍団初のF-22ラプター部隊、アラスカ州唯一の空軍予備役部隊として2007年10月に活動を再開しました。2008年9月には同じ基地の第3航空団(3WG)とともに初期運用能力を獲得していました。
完全運用能力獲得により477FGは実戦参加が可能になります。477FGは3WGのアソシエイト部隊で、機材は持たず人員だけで編成されており、3WGと共同運用されます。
477FGは第二次大戦中の黒人部隊、第477爆撃群(477BG)の伝統を受け継ぐ部隊です。477BGの部隊パッチは軍公認のものではなく、今年の7月にやっと公認されました。完全運用能力獲得を先人たちに感謝したいと477FG司令官は述べています。