アメリカ海軍は2012年10月6日、C-2グレイハウンドの後継機となる可能性を調べるため、空母USSニミッツ(CVN-68)艦上でMV-22の運用試験を実施しました。
試験に参加したのは第165中型ティルトローター飛行隊(VMM-165)の機体で、MV-22が空母に着艦するのは初めてのことでした。
ニミッツの飛行甲板ディレクターは「オスプレイのダウンウォッシュがヘリに比べて強いので、注意しなければならない。着艦に要するエリアも広いため、そこの安全を確保しなければならない」と述べています。
ニミッツの飛行甲板要員はミラマー海兵航空基地へ派遣され、MV-22の牽引方法や甲板への固縛方法、緊急時の対応などを学んでいました。
アメリカ海軍は空母への物資輸送に使用しているグラマンC-2グレイハウンドの後継機種として、V-22オスプレイを検討しています。