ボーイング、KC-46タンカー用給油ブームの製造を開始

ボーイング、KC-46タンカー用給油ブームの製造を開始

ボーイングは2012年10月16日、シアトルのボーイング・フィールドに完成したKC-46ブーム組み立てセンターで、最初の給油ブームの製造を開始すると発表しました。

KC-46の給油ブームは、KC-10で実証済みの近代的なフライ・バイ・ワイヤ・ブームになります。ブームの製造開始は計画が設計から製造段階へ進んだことを意味します。

最初のブームは、2013年の第3四半期にシステム・インテグレーション・ラボに移されて試験が開始されます。ボーイングは60年以上にわたりフライング・ブームを製造・改善してきた実績があります。

KC-46はボーイング767-200ER改造の空中給油機で、現用のKC-135に代わって179機が製造される予定です。最終設計確認が2013年夏に予定され、2017年までに18機が引き渡され配備されます。

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