上半期のスクランブル発進は209回 ロシア機64%、中国機33%

上半期のスクランブル発進は209回 ロシア機64%、中国機33%

防衛省統合幕僚監部は2012年10月18日、平成24年度上期(2012年4月1日〜9月30日)の緊急発進回数を発表しました。緊急発進回数は209回で、前年度同期より6回増加しています。対象の割合は推定を含めてロシア機が64%、中国機が33%、その他が3%でした。

方面隊別では北部航空方面隊が77回、中部航空方面隊が32回、西部航空方面隊が28回、南西航空混成団が72回で、中部と西部が増加し、北部が同じ、南西が減少しています。

特徴としてロシア機に対する緊急発進回数が28回増の134回あり、領空に沿って長距離飛行するなど特異な飛行がありました。中国機は14回減の69回でしたが、それでも過去5年間で昨年度の83回に次いで2番目に多い数でした。

詳しい数字や飛行パターンなどは、統合幕僚監部ウェブサイトのPDFファイルを参照ください。

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