エアバスは2012年11月12日、同社製造の全機材のシート、救命胴衣にRFID(無線通信技術による個体識別)を使用すると発表しました。エアバスでは民間機メーカーでは初めてとしています。
2013年からシート、救命胴衣に装着し、A320、A330、A380の各ファミリーの機材に順次、装備していきます。年間では救命胴衣120,000着、40,000座席に装着する見込みで、A350XWBにも導入する予定です。
エアバスではRFIDの導入で、個別にチェックしていた救命胴衣とシートの点検が数分で終了することができるようになり、作業効率が大幅に高まるとしています。