シンガポール航空、英ヴァージン株売却後もコードシェア、マイル提携継続

シンガポール航空、英ヴァージン株売却後もコードシェア、マイル提携継続

シンガポール航空は、保有するヴァージン・アトランティック航空の株式49%をデルタ航空に売却すると発表しました。シンガポール航空が保有するヴァージン・アトランティック航空の株式全てをデルタ航空が3億6000万米ドルで購入します。ヨーロッパとアメリカ当局の認可後、2013年第4四半期までに取引が完了する予定です。

ヴァージン・アトランティック航空とのコードシェア、マイレージプログラムの「クリスフライヤー」と「フライングクラブ」、両社のラウンジへの相互アクセスなど、現在の提携プログラムは株式売却後も継続される予定としています。

なお、シンガポール航空は、2000年3月にヴァージン・アトランティック航空の株式49%を取得。これまで、経営戦略の選択肢を模索してきたものの、期待する投資効果につながらず、両社が描いた相乗効果も発揮されなかったと、売却について説明しています。

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