長野県消防防災航空隊のB412EP、FASTFINシステムを導入

長野県消防防災航空隊のB412EP、FASTFINシステムを導入

アメリカ・ワシントン州のBLRは、同社が開発したベル412EPヘリコプター用のFASTFINシステムを日本の航空局が承認したと2013年1月3日に発表しました。

ファストフィン・システムは、テールブームに取り付けられる2枚のフィンと幅の狭い垂直尾翼で構成されます。このシステムを装着することにより、従来より小さなパワーで飛行することが可能になり、結果的にペイロードを1,250ポンド(約570キロ)、91%も増やすことができるとしています。ベルは新造のB412EPすべてに、FASTFINシステムを標準装備します。

日本で最初にFASTFINシステムを導入するのは、長野県消防防災航空隊のB412EPで、正規代理店の三井物産エアロスペースが納入します。長野県消防防災航空隊は、標高3,000メートル以上の日本アルプスなどで救難ミッションを実施しています。

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