ANAのボーイング787、トラブル相次ぐ

ANAのボーイング787、トラブル相次ぐ

2013年1月11日、全日空(ANA)のボーイング787に2件続けてトラブルが発生しました。

1月11日午前10時45分ごろ、羽田発松山行きANA585便の787、機体記号(レジ)「JA816A」が、兵庫県上空を飛行中に操縦席前面左側の窓にひびが入りました。飛行に影響はなく11時11分に松山空港に無事着陸しました。窓ガラスの交換が必要なため折り返しのANA590便は欠航しました。

同じく1月11日午後3時ごろ、宮崎発羽田行きのANA610便の787「JA808A」が出発前点検中に左エンジンからオイルが漏れているのが見つかりました。機体は整備の後、約50分遅れで出発しました。「JA808」は1月9日に山口宇部でブレーキトラブルを起こしたばかりです。

1月7日と8日には日本航空の787がボストンで2日連続でトラブルを起こすなど、787はご難続きです。新型機特有のマイナートラブルか、構造的な欠陥なのか冷静に見極める必要があります。

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