フィンエアーは2014年1月から、長距離路線の機材に新しいフルフラットシートを装備すると発表しました。この導入は2014年秋に完了する予定です。投資総額は約2900万ユーロ(36.3億円、1ユーロ=125円換算)。
新たなシートはA330の新機材4機に導入しているゾディアック社のシートで、フルフラット時には200センチ、肩幅は58センチを確保したもの。このリニューアルは10月から展開しているマリメッコ社とのコラボレーションなど、機内環境のアップグレードの一環です。
なお、フィンエアーは現在、長距離路線用のA330を8機、A340を7機、計15機を保有していますが、機齢の古い3機はこの新シートは導入しません。この3機はA340-300の「OH-LQA」、「OH-LQF」、「OH-LQG」とみられます。