アメリカ国防総省、F-35の飛行停止を解除

アメリカ国防総省、F-35の飛行停止を解除

アメリカ国防総省は2013年3月1日、エンジンのタービンブレードにクラックが見つかった問題で、2月21日から実施していたロッキード・マーティンF-35の飛行停止措置を解除しました。

これはカリフォルニア州エドワーズ空軍基地で、F-35A試験機のF135エンジンの低圧タービン・ブレードから0.6インチのクラックが発見されたため、空軍、海軍、海兵隊のF-35A/B/C全機の飛行が停止されていました。

調査の結果、他の機体に問題は発見されず、タービン・ブレードをプラット&ホイットニーに戻して精査しても問題なく、試験機のエンジンが高温環境下で長時間に渡り過酷な使われ方をしたのが原因としています。

現在、カリフォルニア州エドワーズ空軍基地とメリーランド州パタクセントリバー海軍航空基地で17機のF-35A/B/Cが試験飛行にあてられ、そのほか34機がフロリダ州エグリン空軍基地とアリゾナ州ユマ海兵航空基地で訓練に使用されています。

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