ANAグループ、営業収入5%増 国内旅客5%増、国際旅客7%増

ANAグループ、営業収入5%増 国内旅客5%増、国際旅客7%増

ANAグループは2013(平成25)年3月期決算を発表しました。これによると、営業収入は前年度から5%増の1兆4836億円、営業利益は過去最高の1,038億円、経常利益も過去最高の769億円、当期純利益は53%増の431億円でした。1株あたりの配当金は、4円の予定です。

営業収入のうち、航空事業は1兆3235億円。国内線旅客事業は6659億円で、旅客数は5.3%増の4109万人。成田/新潟線、伊丹/福島線、羽田/岩国線を新規開設したほか、福岡発着の宮崎、仙台線、新千歳発着の那覇、広島線、石垣発着の関西、中部、宮古線、羽田/石垣線を再開するなど、国内線のネットワークを拡充しました。このほか、ラウンジ改修で各地に「ANAラウンジ」をオープンしました。

国際線旅客事業は3483億円で、旅客数は6.7%増の627万6000人。成田/シアトル線、成田/サンノゼ線を開設しましたが、787の運航停止の影響で一部欠航後、現在は両路線とも欠航していますが、成田/ヤンゴン、デリー線を就航、成田/ニューヨーク線を増便し、アジアと北米間のネットワーク拡充に取り組んでいます。また、ルフトハンザドイツ航空とジョイントベンチャーが本格スタートし、共同運賃の設定などを行っています。

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