ブリティッシュ・エアウェイズ、787を18機確定発注

ブリティッシュ・エアウェイズ、787を18機確定発注

ブリティッシュ・エアウェイズ、イベリア航空の親会社IAG(インターナショナル・エアラインズ・グループ)は2013年4月3日、ボーイングと合意し、787を発注すると発表しました。ブリティッシュ・エアウェイズ向けでオプションを確定に切り替えるもの。この発注により747-400を置き換える計画で、導入は2017年から2021年を予定しています。

また、IAGはイベリア航空向けにも787を発注することでボーイングと合意、すでにデリバリースロット(順番)を確保したと発表していますが、正式合意はイベリア航空の再建が終了、コスト削減した運営が行える体制になってからの確定となります。

ブリティッシュ・エアウェイズの787はロールスロイスのトレント1000エンジンを搭載、エンジンはトータルケアなどメンテナンス全般も含む契約です。

ブリティッシュ・エアウェイズは2013年に787の初号機を受領する計画です。ブリティッシュ・エアウェイズの発注機はA380が12機、787が24機、777-300ERが6機で、新たに18機の787を加えます。また、イベリア航空向けの長距離機材はA330を6機、導入する予定です。

ウォールストリート・ジャーナルのジョン・オストロワー記者(元フライトグローバル記者)の記事によると、ブリティッシュ・エアウェイズは787-10Xの可能性があると紹介しています。いずれにせよ、787の運航停止で、一般的なイメージが下がっている787には少し追い風となる発注かもしれません。

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