朝日航洋、屋久島での事故を受けた勧告に対応完了

朝日航洋、屋久島での事故を受けた勧告に対応完了

朝日航洋は2010年9月26日、鹿児島県屋久島町で運航中のヘリコプター事故で運輸安全委員会より勧告がなされていましたが、その対応報告が受理されたと発表しました。これは機体記号(レジ)「JA9635」のAS332Lで屋久杉ランド場外離着陸場を離陸、機外荷物をつり下げて飛行中、山中に墜落したもの。

運輸安全委員会は朝日航洋に対して、法令不遵守の不安全事例がないか再点検を行うこと、操縦士、整備士など安全業務に従事する全社員を対象に、最低安全高度など基本的な安全基準を遵守する意義や重要性について改めて徹底を図ること、緊急連絡体制の見直しを行うことを勧告していました。

朝日航洋ではこれを受け、全社を挙げて真摯に対応し、講ずべき措置が完了したと報告。4月12日付で受理されたもの。「当社は、二度とこのような事故を繰り返すことのないよう決意を新たにし、安全を第一とした事業活動を通じて社会貢献をしてまいる所存です。」とコメントを発表しています。

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