A350がパリ・エアショーの開催されているル・ブルージェ空港の上空をフライバイしました。A350は6月21日はツールーズを離陸後、地中海へ出た後にアルプス山脈沿いを飛行し、再び地中海へ出た後にパリのル・ブルージェ空港へ向かいました。
会場のフライバイでは高度600フィート、約180メートルを通過。エンジン音はかなり静かにフライトし、エアバスがエンジンは静かだとアピールするうたい文句を近くで見るとより実感できそうです。
このA350のフライバイの後は、フランス空軍のアクロバット・チーム「パトルイユ・ド・フランス」がフライト、そのスモークはA350のフライトを祝うようでした。
このA350のフライトは以前からパリ・エアショーに登場すると言われ、注目を集めていました。月曜日から木曜日まではトレードディで、エアバスとボーイングの受注合戦で火花を散らしましたが、ここではA350が中型機の注目を集め、全体でもエアバスの勝ち。今回のパリ・エアショーはA350が会場上空の静かなフライバイとは違い、大きなインパクトを残した様です。