機内へのナイフの持ち込み、アメリカTSAが完全撤回

機内へのナイフの持ち込み、アメリカTSAが完全撤回

アメリカ運輸保安庁(TSA)のピストール局長は2013年6月5日、提案していた機内へのナイフの持ち込みについて撤回することを表明、これを受けて客室乗務員団体が歓迎のコメントを発表しています。

運輸保安庁(TSA)は2013年4月25日以降、機内手荷物にナイフの持ち込みを認めると3月に発表したものの、客室乗務員団体や乗務員組合などから反対運動が起き、アメリカ議会でのロビー活動もあり、運輸保安庁(TSA)はルール改訂直前の4月22日にナイフの機内持ち込みを延期すると発表していました。

その後も、乗務員団体などはロビー活動やウェブサイト「No Knives On Planes」などを通じてナイフ持ち込みの撤回を求めていました。

乗務員組合では「二度と機内にナイフは持ち込ませない ( We did it – together. No Knives on Planes, Ever Again.)」としています。

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