三菱航空機は2013年6月19日、パリ・エアショーでアメリカの販売拠点Mitsubishi Aircraft Corporation Americaの新たな機能として、開発中のMRJの品質管理業務を担うQCD(Quality:品質、Cost:価格、Delivery:納期)管理部門を設立したと発表しました。イリノイ州シャウンバーグ市のシカゴ事務所内で、6月17日から業務を開始しました。
MRJの主要パートナー企業のうち、17社がアメリカにあり、その品質管理拠点を現地に置くことでパートナーとの連携を強化、継続的な信頼関係を構築するとしています。これにより、MRJ装備品のQT(Qualification Test:認証試験)、検査負荷の増大に迅速な対応ができるとしています。