横浜市消防局、7月1日からAW139で運航開始

横浜市消防局、7月1日からAW139で運航開始

横浜市消防局は政令市初の高性能ヘリコプターを2013年7月1日から、運航開始します。消防ヘリコプター1号機を新たに更新するもので現在のAS365N2からAW139に更新します。

AW139への更新で、エンジン出力は1,466馬力から3,358馬力へ向上し、2基あるエンジンの1つが停止しても、ホバリング飛行を継続でき、救助活動の継続性、安全性が向上します。また、航続距離は417キロから702キロと長くなり、気象条件により横浜ヘリポートから函館、大分県へ無給油で飛行ができ、広域の応援体制が強化。さらに、人命救助能力はこれまでの1人から12人へと大幅に向上します。

このAW139にはウェザーレーダー、衛星航法システム(SBAS)に対応したGPS、TCAS, サーチライト、カーゴフック、レスキューホイスト、消火タンク、FLIRが搭載されています。横浜市消防局ではこの機体の導入により、安全で効率的な活動が可能となり、人命救助活動能力、消火能力が強化されるとしています。

なお、6月27日には報道関係者向け公開デモフライトを11時から約1時間程度で実施。横浜ヘリポート周辺を飛行する予定です。

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