富士重工業は2013年7月15日、創立60周年を迎えました。これにあわせ、富士重工では改めて機能性、安全性、信頼性を基本に「確かなモノづくり」を貫き、信頼される企業を目指していくと発表しています。
富士重工は1917年、中島飛行機研究所をはじまりとし、研究所から中島飛行機、富士産業となり、第2次世界大戦後の1950年に12社に企業解体された5社が結集し、1953年7月15日に「富士重工業株式会社」として設立されています。
現在では自動車事業で一般に広く知られていますが、中島飛行機の流れを汲む航空機事業でも力を発揮。1958年には国産初のジェット練習機「T1」の初飛行に成功させ、現在でもT-5、T-7が自衛隊で活躍しているほか、ベルとのライセンス契約によりAH-1、UH-1などるヘリコプタ製造も手がけています。777、787、A380の開発にも参画しています。
なお、現在も航空宇宙事業では国際共同開発に参画しているほか、無人機システムでは世界トップクラスの技術を有しています。