米海兵隊のハリアーがグレートバリアリーフで爆弾を緊急投棄

米海兵隊のハリアーがグレートバリアリーフで爆弾を緊急投棄

アメリカ海軍第7艦隊は、オーストラリ国防省と協力して、2013年7月13日にオーストラリア・クイーンズランド州沖でAV-8Bハリアー2機が投棄した爆弾4個の回収を始めると7月26日に発表しました。

爆弾が投棄されたのは、7月15日から8月5日まで開催されているアメリカとオーストラリアの合同軍事演習「タリスマン・セーバー 2013」中のことで、強襲揚陸艦USSボノム・リシャール(LHD-6)から爆撃訓練に離艦したハリアー2機が、演習場に到達するのに燃料が足りないことに気付き、指揮官の判断でサンゴ礁から離れた水深50〜60フィートのところに爆弾を投棄しました。

爆弾はBDU-45 500ポンドの訓練弾2個と、GBU-12レーザー誘導爆弾2個の計4個で、BDU-45には火薬がなくGBU-12は起爆装置が解除されていないので爆発する危険性は低いとしています。

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