アメリカ空軍、予算削減のため商用ジェット燃料の使用が広まる

アメリカ空軍、予算削減のため商用ジェット燃料の使用が広まる

アメリカ空軍は2013年7月29日、第386遠征航空団(386AEW)が軍用ジェット燃料から商用ジェット燃料へ切り替えたと発表しました。

アメリカ空軍はアメリカ軍最大のジェット燃料消費機関で、2010年には27億ガロン、72億ドル分を消費しています。国防兵站局(DLA)エネルギー支援センターは、予算削減のため軍用ジェット燃料のJP-8から、商用ジェット燃料のJet Aへの転換を提唱し、空軍と共同して数年前からアメリカ本土で転換プロセスを進めてきました。

386遠征兵站中隊燃料小隊は7月16日に、初めてアメリカ本土以外でJet A-1燃料を受け入れ、直ちに必要な添加剤を注入しました。JP-8の場合は添加剤を入れる必要がありませんが、Jet Aに比べるとはるかに高価で、こうすることにより安価な燃料が入手できるとのことです。

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