「シミタール」ウィングレット、TUIトラベルからも正式発注を獲得

「シミタール」ウィングレット、TUIトラベルからも正式発注を獲得

アビエーション・パートナーズ・ボーイング(APB)は2013年7月19日、TUIトラベルと
737-800にスプリット・シミタール・ウィングレット搭載について正式に発注を獲得したと発表しました。ブレンディッド・ウィングレットをアルミニウム製の三日月刀の「シミタール(Scimitar)」に置き換えるもの。ブレンディッド・ウィングレットからさらに燃費向上を図ることができます。

APBは737-800のラインナンバー778以降について、スプリット・シミタール・ウィングレット搭載に対応する計画で、737-900ERはユナイテッド航空から発注を獲得しています。

「シミタール」はこれまでのウィングレットと主翼長を変えること無く設計されたもので、737-800については2013年10月にアメリカ連邦航空局(FAA)から型式認定を取得するよう進めています。また、TUIトラベル傘下の航空会社向けには2013年12月までにヨーロッパ航空安全局(EASA)からの型式認定を取得するよう開発を進めています。

TUIトラベルはオランダのアルケフライ、ベルギーのジェットエアフライ、イギリスのトムソン航空、スウェーデンのトゥイフライ・ノルディック、ドイツのトゥイフライなどを傘下に収めています。

メニューを開く