エアバスは、パリ・エアショーの商談実績が約720億ドル分にのぼったと発表した。受注機数は730機。A320neoがその主役で、これまでの累計受注機数は1000機を超え、1029機。購入契約の覚書(MOU)段階では312機、282億ドル分。確定発注は418機で440億ドル分。
A320neoをここまで引き上げたのはエアアジアの市場最大の発注数200機すべてがA320neo、さらにこのニュース前まで史上最大の180機を発注したインディゴがA320neoを150機発注し、2社で350機。今回のエアショーで各社が発注したA320neoの合計667機の半分以上というから驚きです。
今回のパリ・エアショーでの機種別発注数は以下のとおり。機材数でみると、A320neoの数は突出。今後は世界の空で今以上に見かけることの多くなる機材に間違いなくなるようです。
機種 | 機数 | 主な発注 |
---|---|---|
A320neo | 667機 | エアアジア、インディゴ、アヴィアンカタカ航空、ALAFCO、 ラン航空、リパブリック・エアウェイズ、CITグループ、 ガルーダ・インドネシア、ジェットブルー、GEキャピタル、 スカンジナビア航空、ALC |
A320シリーズ | 34機 | ガルーダ・インドネシア、セブパシフィック |
A330 | 11機 | サウジアラビア航空 |
A350 | 6機 | ALAFCO |
A380 | 12機 | スカイマーク、非公表 |
合計 | 730機 |