アメリカ空軍A-10退役案、超党派で反対の動き

アメリカ空軍A-10退役案、超党派で反対の動き

アメリカ空軍が予算削減策のひとつとして検討しているA-10退役案について、アメリカ下院のロン・バーバー議員ら8人が党派を超えて反対運動を展開しています。

バーバー議員らは、湾岸戦争で4,000両もの車両を破壊し、イラク戦争とアフガニスタン作戦で戦闘出撃の3分の1を実施し、主翼と電子機器をアップグレードして2028年まで運用可能なA-10を退役させるのは間違いと主張しています。

A-10はこれまでも国防予算削減のたびに、退役案が浮上する空軍内での不人気機種です。バーバー議員はアリゾナ州選出の議員で、同州にはA-10が多数配備されているデビスモンサン空軍基地があります。

この記事に関連するニュース
メニューを開く