朝日航洋は2013年10月21日、鹿児島県警察本部により書類送検されていた屋久島での航空機事故について、不起訴処分となったことを受け、改めて「全社を挙げて、より一層の安全対策を強化してまいる所存です」とコメントを発表しました。
この事故は2010年9月26日、朝日航洋のAS332L、機体記号(レジ)「JA9635」が鹿児島県熊毛郡屋久島町で、山岳地の谷間上空を機外荷物つり下げ飛行中、引き返そうとして左旋回中に斜面に接近、墜落した事故。運輸安全委員会は法令不遵守の再点検、安全基準の遵守、緊急連絡体制の見直しなどで勧告を行っています。
これについて鹿児島県警察本部は2013年8月19日、業務上過失致死と航空法違反で機長を容疑者死亡のまま、書類送検していました。