海上保安庁MA722、引き続き西之島付近の新島を監視 2つの火口確認

海上保安庁MA722、引き続き西之島付近の新島を監視 2つの火口確認

海上保安庁は2013年11月22日15時30分から16時30分にかけ、羽田航空基地所属MA722のみずなぎ、DHC-8-300を飛行させ、西之島付近の新島に2つの火口を確認したと発表しました。海上保安庁職員と東京工業大学火山流体研究センターの野上健治教授が観測しました。

火口ではおよそ2分から3分に1回の頻度で噴火。褐色の噴煙が高さ約750メートルに達しています。野上教授は「異なる段階に入ったと見られる。マグマが安定的に供給され、マグマ供給レートは変化がないか、増加している可能性がある」とコメントしています。

なお、海上保安庁では11月21日に撮影した写真を詳細に解析し、新島の位置は1973年に西之島新島を作った噴火が始まった際の位置と一致すると発表しています。

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