アメリカ海軍ニミッツ空母打撃群、サンディエゴに帰国

アメリカ海軍ニミッツ空母打撃群、サンディエゴに帰国

アメリカ海軍は、2013年12月12日、空母USSニミッツ(CVN-68)を中心とする空母打撃群が、8カ月半の航海を終えてカリフォルニア州サンディエゴに帰国したと発表しました。

ニミッツ搭載の第11空母航空団(CVW-11)の航空機と第23駆逐隊も帰国し、ニミッツはサンディエゴから母港のワシントン州エバレットへ帰港します。

ニミッツ打撃群は、西太平洋の第7艦隊、湾岸地域の第5艦隊、地中海の第6艦隊が担当する海域を航海し、艦載機を9,344回離艦させ、その総飛行時間は29,440時間以上でした。当初はパトロールとアフガニスタン作戦への支援がおもな目的でしたが、シリア内戦が激化しアメリカが軍事介入する際の選択肢として地中海にも派遣されました。

ニミッツには以下の飛行隊で構成する第11空母航空団(CVW-11)が搭載されています。

・第154戦闘攻撃飛行隊(VFA-154)ブラックナイツ F/A-18Fスーパーホーネット
・第147戦闘攻撃飛行隊(VFA-147)アルゴノーツ F/A-18Eスーパーホーネット
・第146戦闘攻撃飛行隊(VFA-146)ブルーダイアモンズ F/A-18Cホーネット
・第323海兵戦闘攻撃飛行隊(VMFA-323)デスラトラーズ F/A-18Cホーネット
・第142電子攻撃飛行隊(VAQ-142)グレイウルフズ EA-6Bプラウラー
・第117早期警戒飛行隊(VAW-117)ウォールバンガーズ E-2Cホークアイ2000
・第6海上戦闘ヘリコプター飛行隊(HSC-6)インディアンズ MH-60Sシーホーク
・第75海上攻撃ヘリコプター飛行隊(HSM-75)ウルフパック MH-60Rシーホーク

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