デルタ航空、音声通話は許可しない方針 テキスト通信は可能に

デルタ航空、音声通話は許可しない方針 テキスト通信は可能に

デルタ航空のリチャード・アンダーソンCEOは2013年12月18日、全世界80,000人のスタッフ宛のメールでデルタ航空便、デルタ・コネクション便とも飛行中の携帯電話の使用、インターネットを利用した音声通話は許可しない方針を示しました。

デルタ航空では独自に顧客調査を実施、その返答などから機内での音声通話はフライト中の快適性が損なわれるものと答えており、 2012年の調査でも過半数を超えているとしています。このため、アメリカ連邦通信委員会(FCC)が音声通話を許可した際にはeメール、テキストメッセージの利用を出来るようにするものの、音声通話は許可しないとしています。

デルタ航空では規制の変更、技術の進歩があった時にでも、「何ができるかを検討するだけでなく、顧客や従業員のために正しいかを考えることが重要だ」と結んでいます。

FCCは機内での携帯電話の通話の解禁に向けてパブリック・コメントを実施し、アメリカで話題を読んでいますが、アメリカ運輸省(DOT)は機内での通話を認可しない方針も示しています。

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