アメリカ海軍HSC-8、オリオン宇宙船無人試験飛行を支援

アメリカ海軍HSC-8、オリオン宇宙船無人試験飛行を支援

アメリカ海軍の第8海上戦闘ヘリコプター飛行隊(HSC-8)は、2014年早々に実施されるNASAのオリオン宇宙船無人試験飛行を支援する準備を進めています。アメリカ海軍の公式サイトが2013年12月17日付で伝えています。

オリオン宇宙船は、NASAがスペースシャトル計画以降初めて打ち上げを計画している有人宇宙船で、シャトルのような往還機ではなくアポロのような1回限り使用されるカプセルに回帰しています。国際宇宙ステーションの軌道より15倍以上遠くへ飛ぶことができ、大気圏への再突入時には時速2万マイル(32,190キロ)以上、機体表面は華氏4,000度(摂氏2,204度)以上になります。

HSC-8は、オリオンの第1回無人試験飛行(EFT-1)に際して、2機のMH-60SナイトホークにNASAのエンジニアを乗せて、破片の飛散パターンとパラシュートの展開状況のデータを収集します。

また、揚陸艦USSサンディエゴ(LPD-22)のドッグへ、オリオン・カプセルを回収する作業も支援します。

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