F-35B、GBU-32 JDAMを目標のコンテナにダイレクト・ヒット

F-35B、GBU-32 JDAMを目標のコンテナにダイレクト・ヒット

ロッキード・マーティンは、カリフォルニア州エドワーズ空軍基地で、F-35BライトニングIIのウエポンベイからGBU-32 JDAM誘導爆弾を固定目標に投下する実験を2013年12月6日に行い、成功したと発表しました。

GBU-32 JDAMは、GPSと慣性航法装置(INS)で誘導される1,000ポンドの精密誘導「スマート」爆弾で、F-35B「BF-18」はジョン"マイルズ"オーマン海兵中佐の操縦により、モハービ砂漠の射爆場高度25,000フィートからGBU-32 JDAMを投下して、目標の8段重ねのコンテナーに直撃しました。

10月21日には艦載型のF-35Cが初めて兵装投下試験を実施し、10月29日にはSTOVL型のF-35BがGBU-12ペイブウェイIIレーザー誘導爆弾を地上目標に投下、10月31日には空軍型のF-35AがAIM-120 AMRAAMを空中目標に発射しました。これら一連の試験でF-35は、AIM-120 AMRAAMやGBU-12、GBU-31/32などを、Block 2Bソフトウェアで発射・投下する試験を完了したことになります。

アメリカ海兵隊はこのBlock 2BソフトウェアのF-35Bで初期作戦能力(IOC)獲得を目指し、アメリカ空軍は2016年、アメリカ海軍は2018年にIOC獲得を目指します。

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