全日空(ANA)は2014年1月12日(日)、伊丹空港発着の747-400によるラストフライトを運航、15時49分に航空局の消防局によるウォーターキャノンによる出迎えを受け、「最終」の旅客便のフライトを終えました。
大阪国際(伊丹)空港では2006年3月以降、航空機の騒音規制による規制のため、4発エンジンの747-400は運航がされていませんでした。今回は2014年3月末に747-400が国内線から退役、ANAとしても完全に747が退役するため、歴史を作ってきた伊丹空港でのフライトを今回限り、実現したもの。
こうした背景もあり、空港全体でこのラストフライトを記念するイベントを開催。ターミナル内で各種イベントとあわせ、747-400の3月末の退役を前にこのフライトを楽しんでいます。
この747-400は13番スポットで伊丹空港周辺地域の池田、伊丹、川西、宝塚、豊中市などから応募した200組400名を乗せ、遊覧飛行に出発。およそ1時間のフライトを終え、旅客を搭乗させたフライトとしては最後の運航を終えました。
伊丹空港のターミナルビル、スカイパークなどでは多くのANA、747ファンがこのフライトを1日に渡って楽しんでいます。また、多くの写真がFlyTeamメンバーからも投稿されています。