アメリカ空軍、最後のB-52Gを解体 【画像】

アメリカ空軍、最後のB-52Gを解体 【画像】

アメリカ空軍は2013年12月19日、アリゾナ州デビスモンサン空軍基地で、米露第4次戦略兵器削減条約(New START : New Strategic Arms Reduction Treaty)に従い、最後のB-52G「S/N 58-0224」を解体しました。

B-52G「S/N 58-0224」

New STARTは2011年2月5日に発効した新たな戦略兵器削減条約で、ICBM(大陸間弾道弾)やSLBM(潜水艦発射弾道弾)、戦略爆撃機を合わせた保有数を各800、配備数を各700に削減するものです。

アメリカ空軍はこの条約に従うため、1959年に初配備されたB-52Gを廃棄して、核兵器搭載可能な戦略爆撃機としてB-2とB-52Hを残します。

退役した機体は飛行不能なことが衛星などから明確に分かるよう、尾部を切断して解体しなければなりません。第309航空宇宙整備再生群(309AMARG)は、2011年10月から39機のB-52Gを解体してきました。

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