イギリス海軍は2013年12月23日、マーリンMk.2対潜ヘリコプター3機を、航空支援艦HMSアーガス(A135)に派遣したと発表しました。
マーリンMk.2は第824海軍飛行隊(824NAS)所属機で、艦船への派遣は初めてのことです。824NASはカルドローズ海軍航空基地で、乗員の訓練を実施しています。マーリンMk.2はMk.1と飛行特性に僅かな違いがあり、今回の派遣は実際の艦載運用に慣れることが目的です。
現在824NASと820NASの機種転換訓練が完了し、2014年には829NASと814NASでの転換訓練が始まります。
マーリンは海上自衛隊が機雷掃海に使用するMCH-101とほぼ同型のヘリコプターで、イギリス海軍は対潜哨戒用にマーリンHAS Mk.1として44機を導入し、MK.2にアップグレード中です。Mk.2は2014年夏に運用が開始されます。