ベルリンに開港が予定されているブランデンブルグ国際空港は、再び開港を延期します。ベルリンのヴォーヴェライト市長が2014年1月7日に明らかにしています。今回の延期で4回目となります。
当初計画から遅れていたものの2011年10月末の開港が工事の遅れから2012年6月の開港となり、3レター「BER」も決定し、オープンすると見られましたが、直前の2012年5月に開港を延期。さらに2013年3月17日の開港とされましたが、これも2013年10月27日に再び延期されると発表。こうした状況の中で、市長が2014年中の開港は無いと言及したものです。
シェーネフェルト、テーゲル、テンペルホーフの3空港が運用されていましたが、2008年10月にはテンペルホーフ国際空港が閉鎖。テーゲル空港もブランデンブルク国際空港の開港で閉鎖し、シェーネフェルトが新たにブランデンブルク国際空港としてベルリンの玄関として生まれ変わる予定。ただ、延期によりベルリンのハブ化実現も遅れることとなります。