アメリカ海軍航空システム軍団は、2013年12月にRQ-4A広域海上監視実証機(BAMS-D : Broad Area Maritime Surveillance Demonstrator)の実戦飛行時間が、1万時間を突破したと発表しました。
RQ-4A BAMS-Dは、MQ-4Cトライトン無人哨戒機を開発するための実証機で、飛行しはじめてから6年目になります。現在、アメリカ中央軍(CENTCOM : U.S. Central Command)が担当する地域の沿岸偵察に使用され、収集したデータを数分以内に全世界の部隊に配信することができます。
RQ-4Aは高度5万フィートを24時間に渡り滞空する能力があります。これまで試験飛行と実戦飛行を合わせると750ソーティー、1万2,000時間以上飛行しています。