海上保安庁みずなぎ、西之島の拡大を確認 東京ドーム9倍に成長

海上保安庁みずなぎ、西之島の拡大を確認 東京ドーム9倍に成長

海上保安庁は2014年2月4日、西之島付近の新島の火山活動について2月3日に羽田航空基地所属MA722の「みずなぎ」、DHC-8-300により実施した観測について発表しました。

従来からある2つの火口は依然として活発な噴火活動が続いています。南側の火口からは青白色の火山ガスが放出、北側の火口は薄褐色の噴煙を伴う継続的な噴火が確認されています。観測に同乗した東京工業大学火山流体研究センターの野上教授は「直ちに沈静化する様子は認められない」としています。

また、1月20日の観測と比べ、さらに拡大。東西に750メートルから850メートル、南北に600メートルから700メートルに陸地を広げています。面積は東京ドーム約7倍から約9倍相当にまで拡大しています。

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