ボーイングは2014年2月5日、ボーイング・ビジネス・ジェット(BBJ)で787-8 BBJを2機、引き渡したと発表しました。この2機はいずれも異なる顧客に1機ずつ引き渡されたもので、この2週間以内に引き渡ししたと発表しています。
これまでに引き渡しされた機材は、2013年12月末にアラブ首長国連邦の政府専用機と見られる「A6-PFC」、2014年1月30日にアメリカの防衛宇宙複合企業ジェネラル・ダイナミクス傘下のジェット・アビエーション向け「N28MS」、1月31日にサウジアラビア向けの「HZ-MF7」があります。ボーイングが発表した2014年の2機引き渡しはN28MSとHZ-MF7を指していると見られます。
BBJには2013年に747-8が加わり、現在は内装作業を行っているところ。今回の787-8 BBJについてもこれから内装作業が行われる見込み。ボーイングでは787-8 BBJでは13機を受注しており、引き続き2018年にかけて引き渡しする予定です。
これによりボーイングのBBJには737をはじめ、767、777、747-8、787とボーイングの旅客機各種が揃います。