アメリカ海軍は、マレーシア航空MH370便の捜索範囲拡大にともない、2014年3月18日に、P-8Aポセイドン1機をクアラルンプールからオーストラリアのパースに移動を完了したと発表しました。
捜索範囲がインド洋南部に拡大したため、パースから飛行する方が効果的と判断したためです。P-8Aでの捜索は、1回あたり8時間から9時間に渡り、速度250ノットから270ノットで高度5,000フィートを飛行します。漂流物を発見すると1,000フィートまで降下して目視確認します。
クアラルンプールからの捜索では、P-8Aは400以上のレーダーコンタクトを確認しましたが、どれもMH370便に関係するものではありませんでした。
アメリカ海軍はこの第16哨戒飛行隊(VP-16)のP-8Aの1機に加え、P-3Cオライオン1機を派遣し、クアラルンプールから捜索を継続しています。