アメリカ空軍は、2014年4月10日にチャック・ヘーゲル国防長官が中国から帰国する際に、E-4Bへ空中給油した模様の画像を公開しました。
空中給油を行ったのは、ワシントン州フェアチャイルド空軍基地第92空中給油飛行隊のKC-135で、太平洋沿岸で実施されました。空中給油は危険が伴うため大統領搭乗のエアフォース・ワンでは実施されたことがないとされており、VIP搭乗中の給油は比較的珍しいようです。
E-4Bは、核戦争時に空中から核戦略部隊を指揮するために作られた国家緊急空中指揮所(NEACP : National Emergency Airborne Command Post)で、4機が製造されました。ネブラスカ州オファット空軍基地の第55航空団第1空中指揮管制飛行隊(55WG/1ACCS)に配備されています。大統領外遊の際は近くでスタンバイすることが求められますから、今週も横田に飛来するかもしれません。