航空局は仙台空港の民営化の実施方針を発表しましたが、現在の仙台空港ビル、仙台エアカーゴターミナルの株主である宮城県の村井知事は2014年5月12日から5月16日まで、オーストラリアのゴールドコースト空港、ブリスベン空港を視察します。オーストラリアのこの2空港は、空港民営化により利用者数が増加しており、特にゴールドコーストはジェットスターの拠点空港にもなっていることもあり、この2空港を民営化の参考とするため視察します。
仙台空港の民営化では、宮城県も事業者選定で審査を行うことから、村井知事は空港の民営化の成功する姿をイメージし、事業者に対して求めるものを明確にしたいとしています。
また、民営化の際に、受託する企業について格安航空会社(LCC)の誘致、特に国内だけでなく、海外のLCCにも働きかけ誘致ができる国際的なネットワークのある、情報を持つ企業に事業者になって欲しいと希望を述べています。
※訂正案内:記事配信時に「オーストリア」と記載されていましたが、正しくは「オーストラリア」です。訂正と同時に、お読みいただいたみなさまにお詫び致します。(4/28 21:51)