自衛隊、行方不明のマレーシア航空機の捜索活動を終結 5月1日にも帰国

自衛隊、行方不明のマレーシア航空機の捜索活動を終結 5月1日にも帰国

防衛省はマレーシア航空MH370便の捜索を行うマレーシア国際緊急援助活動を集結すると発表しました。航空自衛隊、海上自衛隊の航空機などを派遣、マレーシア航空が2014年3月8日に不明となり、3月11日から活動を行ってきましたがマレーシア政府、オーストラリア政府と協議を踏まえ、4月28日付で「国際緊急援助活動の終結に関する自衛隊行動命令」を発出しました。これにより、4月28日で部隊は活動を終了し、5月1日にも日本へ帰国します。

捜索活動では、マレーシアではスバン基地、オーストラリアのピアース基地を拠点としました。P-3C哨戒機がスバン基地で4回、ピアース基地では32回、C-130H輸送機がスバンで10回、計46回、約400時間の捜索活動を実施しました。

3月13日から3月15日にかけてマレー半島東方面、3月17日にはスマトラ島の西側、3月20日から3月24日にはジャワ島の南側、3月21日のオーストラリア拠点の捜索活動命令を受け、オーストラリアのピアーズ空軍基地にP-3Cが移動し、オーストラリアの海域を捜索していました。

3月25日から3月26日にはC-130Hは日本で待機のため、小牧基地に帰還。4月7日から4月12日にはP-3Cの2機の機体、要員の入れ替えも実施していました。

なお、日本からは海上保安庁のガルフストリームV「LAJ500」もスバン空港、ピアース空軍基地を拠点に活動、4月3日に羽田航空基地に帰還しています。

期日: 2014/03/11 〜 2014/05/01
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