アメリカ海軍P-8Aポセイドン、MH370便捜索活動から撤収

アメリカ海軍P-8Aポセイドン、MH370便捜索活動から撤収

アメリカ海軍太平洋艦隊は2014年4月29日、マレーシア航空MH370便の捜索活動に参加していたP-8Aポセイドン2機を、国際的な決定に従いオーストラリアのパースから引き上げたと発表しました。P-8Aは今週中にも第7艦隊の通常運用に戻ります。

アメリカ海軍太平洋艦隊 P-8Aポセイドン

第7艦隊が派遣した航空機は、45回、396時間飛行し、51万3,000平方海里を捜索したほか、駆逐艦USSピンクニー(DDG-91)とUSSキッド(DDG-100)、補給艦USNSセザール・チャベス(T-AKE-14)などの水兵約800名が捜索に参加しました。

発信音探知器ブルーフィン21は、発信音が捉えられた海域を半径10海里、400平方キロメートルを探索しました。ブルーフィン21の今後の運用はオーストラリア政府と調整中で、得られた情報は提供されます。

第7艦隊は今後もオーストラリアとマレーシアを支援し続けるとのことです。

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