春秋航空が日本に拠点を設け、日本国内線と日本発の海外路線を展開する、と「ShanghaiDaily.com(上海デイリー)」が伝えている。春秋は価格では日本で就航する格安航空各社とは明らかに違う価格になる、と上海デイリーにコメントを寄せている。
同社は現在、上海から茨城空港に週3便、7月15日には高松空港へ週2便で就航。2011年には特に佐賀県が誘致する九州に路線開設を予定、北海道にも就航する計画だ。
春秋航空はこれまでも日本国内線の進出が伝えられている。上海を拠点に日本国内の各地に就航地を増やした上で、日本国内を結ぶ国内線のLCCビジネスにも本腰で進出してきそうだ。進出した場合、路線開設に向けて準備を進めるピーチ、日本航空(JAL)とジェットスターが立ち上げると伝えられる新しいLCC、そしてスカイマークと国内線LCCの価格競争も激しくなりそうだ。